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みどり繭&白繭 セリシン溶液比べてみました !
こんにちは 企画担当Nです🌷
絹生活研究所の主要原料である無菌養蚕『みどり繭』✨
自社工場で生産しているので、品質の良さ、清潔さなど、よ~~~くわかっております。
ただ、一つだけ問題が・・・
私たち、この黄緑色を見慣れちゃってるんです (;^_^A
なので、会社見学のお客様から「着色しているんですか?」😲と聞かれると、
そういえば、普通の繭は白いのだった!!と改めて思い出したりしてます。
この黄緑色こそが、抗酸化成分フラボノイドの証!
フラボノイドは緑色の色素でもあるので、この色がついていればフラボノイドたっぷり!
さてそんな訳でいきなりですが、みどり繭と白繭を比較した、ある実験をお見せします(^^♪
じゃん!!
はい、これはなんでしょ~~~ (^^)
これはセリシン溶液と呼ばれる物です。
繭にはセリシンとフィブロインというタンパク質があり、いわゆる絹糸がフィブロインです。
そしてセリシンには、当社の化粧品にとって大切な成分がたっぷり含まれているので、主要な原料としています。
化粧品を作る時は、もちろん専用の工場でセリシン溶液を作成しますが、
実は少量なら自分でも簡単に出来るんですよ!
セリシンはお湯に溶けやすい性質ですので、40~50度程度のお湯で10分くらいでこの状態。
そして、もうお分かりですよね(^ω^)
左の無色透明が「白繭」
右の緑色の方が「みどり繭」
お湯につけた直後はこんな感じです↓
10分放置後に繭を引き上げると、
みどり繭は、セリシン部分にフラボノイドをたっぷり含んでいます。
フラボノイドは緑色の色素。そしてセリシンはお湯に溶けやすい。
引き上げたみどり繭の繭玉は、色素が抜けてだいぶ白っぽくなってます✨
使った繭は、みどり繭はもちろん白繭も当社で育てたものです。
環境も同じ。エサも同じ。でもこんなに違いが出るんです。
科学的にいろいろ調査をしていますが、やっぱり生き物の世界って不思議。神秘✨
そして、この溶液は、美容成分そのもの(ΦωΦ)フフフ…
お肌の気になる所につけたり入浴剤にしたり。
こんなことできるの生産者だからでしょ?とお思いの方。
ちゃ~んと繭玉だけの販売もありますよ★
ご興味のある方、ぜひお試しを~~~ (^^♪
2019年09月26日
タグ: みどり繭, 保湿, セリシン, 絹生活研究所, シルク, 絹, スキンケア, まゆ, 繭, 養蚕, 蚕, 化粧品, 十日町